さくらハマヤミュージアム
さくらハマヤミュージアムは3階建てで、1階は、受付、カフェテリア、グッズショップ、ライブラリー、2階、3階が展示室となります。2階はタイ山地民族の展示コーナーで当ミュージアムのメイン部分になります。3階は主にタイ以外の諸民族の展示コーナーとしています。
現在タイでは急速な資本主義化が進み、自分の手で民族衣装を縫える人が少なくなり、彼らが受け継いできた素晴らしい手芸の技術やその作品は、もはや何らかの手立てをこうじない限り永遠に散逸、消失の機危機にあります。 タイ山地民の教育支援活動を行なっているNGOさくらプロジェクトは、タイの山地民の人々が自分たちの文化的遺産を振り返るためのアーカイブを築くため、本ミュージアムを設立いたしました。
東京西北ロータリークラブの支援により1998年に前身となるタイ山岳民族文化交流会館が建設されました。建物の基本設計は芝浦工業大学畑研究室が担当しました。 2001年、この2階、3階部分に設置された「タイ山岳民族文化資料館」をベースとして、リノベーションを施したものが「さくらハマヤミュージアム」です。2022年、浜屋義幸氏はじめさくらプロジェクト支援者の資金協力のもと、リノベーション工事が行われ新装オープンしました。リノベー ション時におけるミュージアム施設のコンセプト作りには清水郁郎・芝浦工業大学教授のご協力を仰ぎました。ご尽力いただいたすべての方々に感謝いたします。
さくらプロジェクト代表の三輪隆が個人的に収集した民族衣装に加え、さくらプロジェ クトボランティアスタッフによって集められた民族衣装やバッグ、装飾品、村人から寄贈された生活用品、楽器。儀礼用具、農具などが展示されています。
さくらハマヤミュージアムを運営しているNGOさくらプロジェクトは皆様から寄付金を募り、運営をいたしております。
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